六甲山など神戸の森林の多くは、私有林です。これらの山の多くは、薪炭や肥料など生活に結びついた山でしたが、そのような利用が無くなった現在、多くの山が、放置されており、所有の分からない山も多くなっています。

一部には、百年くらいまえから植林された山もありますが、いわゆる林業地でもなく、経済性の高い山とは言えません。山の事を知っている方の高齢化も進んでいます。また、山の作業は、危険が高く、ボランティアだけに頼ることはできません。

一方で、山を守りたい方、活用を進めていきたい方もたくさんおられます。そこで必要なのは、多様な面から山に関心のある方への情報発信・交換が必要と考えております。本研究会は、神戸市の六甲山森林整備戦略から地域資源活用という視点からスタートしていますが、その活動を本格的に実施してまいります。

そのキックオフとして、2020年10月4日(日)に神戸市北区唐櫃において、所有者、支援者、行政、木材の活用を考えている方に呼びかけて、一緒に考える機会を作っていきます。詳細は、このページで改めて報告します。(アイキャッチ画像は神戸市建設局提供)

プラットフォームとしての六甲山私有林研究会

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