2月14日、下唐櫃で木こり合宿の2回目、竹林整備を行いました。
今回は、住宅に近い箇所で、里山の竹林の課題(活用方法含む)を考えながら作業を行うことを目的に実施しました。
県立大学緑環境景観マネージメント研究科の藤原道郎教授から、里山における竹林の問題点などの解説をお願いしました。竹類は地下茎を伸ばし分布を広げます。数ヶ月で10数メートルに至ることもあり、林冠に達することもあり、樹木も光環境不足で枯死させるようになり、竹林が拡大していきます。
この現場は、昨年度に兵庫県の県民緑税事業「里山防災林整備」が行われた箇所で、竹林に関しても、一定の整備を行っていますが、竹の再生力は強く、繰り返し手入れを行っていくことが必要となっています。作業は3人一組(伐採、補助、安全確認)で、トータルで3時間半ほどの作業を行い、伐採竹は、チッパー機で粉砕作業を行いました。
また、今回は利用の一環とし、シルバー大学院で竹の活用について調査をされたグループから、竹パウダーを活用した腐葉土つくりについて発表をしていただきました。
参加者は、一般参加18人(会員3人) 講師1人 シルバー3人、スタッフ3人(会員)、補助1人、地元 5名(会員1人) 合計31人(会員7人)でした。
木こり合宿については、今年で3回目ですが、今年度はコロナ禍のため、合宿はしませんでした。現場・地域との意見交換会などが出来なかった事が残念でした。
木こり合宿(2回目)の実施 竹林整備