梅雨前線の影響もある中で、六甲山系神戸市北区で、ヤマアジサイの自生地を見学してきました。アジサイは、神戸市民の花で、六甲山系のドライブウェイ沿いなど、見事なアジサイロードになっていますが、多くは改良された園芸種です。
今回の見学地は、ここ毎年のように見学をしにいきますが、1,2週間の違いで、満開にの状況は見れなかったり、なかなか自然相手にはうまくいきません。 有馬口駅から、地元の組合所有の森林を約2時間歩きますが、今回は、これまでも一緒に活動をすることが多かった同志社大学の三俣先生(前兵庫県立大)、兵庫県立大緑環境マネジメント研究科の田淵先生、それぞれの学生さんも参加し、全部で18名での行程となりました。
正直、「軟弱」な学生より、地元の組合さんの方が足がはやいだろうとは思ってましたが、さすがに20歳前後は体力があり、きつい山道ですが、結構早く歩いてくれました。(失礼)
幸い、今年度は、急峻なスギ林ではありますが、目的を果たすことができました。写真は、管理人の技術・スマホですので、他の方からまた入手するようにします。スギ林は、人工林で、この場所は戦後昭和30年代初めまでに植栽された箇所ですので、管理人と同世代です。その意味では、伐採搬出をしたい箇所ではありますが、急峻な山の上ですのでそれも難しいというのが、地域的課題ですが、このような群落の存在など植物資源として、豊かな植生を維持することも重要かと思います。
帰り道は、整備されていない別の群生地に向かい、結果、やぶこぎになってしまいましたが、無事帰還できました。参加された方、地元の方、ありがとうございました。
唐櫃の山でヤマアジサイ見学会
逢ケ山のヤマアジサイの自生地ですね。
藪漕ぎで到達した自生地は、どこですか?
逢ケ山です。藪漕ぎの件は2021年度の件でしょうか?