神戸市内でも森林整備を実施できる事業者の育成の2回目、現場での実務研修が6月の下旬に実施されました。

造園事業者も、山の仕事に関心のある事業者、街のみどりの育成、庭園の整備あるいは花など園芸が得意など、会社ごとの特色があります。今回の参加事業者は、森林整備に関心のある事業者であるが、既に近年、住宅地の近くに、大木がある斜面地の整備などにも取組んでおり、職員の資格取得などのも取組んでます。とはいえ、本格的な森林整備を行なっていくためには、その技術はもちろんのこと、道具や安全対策などこれまでとは異なる体験もあったようである。

この現場は、直径40cm程度のコナラ、アベマキなどが多く、年輪では4-50年程度とみられる典型的な放置二次林であり、山裾に大径木が増えており、田への光条件の改善やイノシシなどの獣害対策として、裾の見通しを改善していく実証的な施業としている。将来的には、継続して管理ができる低林管理に移行するために、小規模の皆伐を行い、萌芽更新を促進をしていくよう計画している。

この場合、単純に倒すとかかり木になるため、先に特殊伐採で上部を伐採する。

この現場では、道路に近接(大型車は無理ですが)しているので、何とか活用したいのだが、なかなか難しい状況

森林整備実習その2(現場での取組み)

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