神戸市内には、六甲山系の北側に帝釈丹生山系があります。この山をこえると、西側は神戸市北区淡河町になります。元々は播磨美嚢郡明石藩の領地、現在淡河町以外の美嚢郡は三木市になっています。農村地域で、里山、かつて多くの山は、薪炭林であり、松茸山でしたが、何十年にわたって放置され、農地の際まで大木が生長しており、最近は竹林化しています。最初の写真は、里の雰囲気も遠くに見ながら、里山の繁茂状況です。左側の田畑には、造園植木の苗圃、これから田植えをする、通常の米及び地域柄酒米の田が混在するようです。

森の中は、こんな感じです。竹が侵入しています。裾から15m程度は皆伐することになっており、後は低林管理が目標ですが、この辺はまだまだまだ共通理解にはなっていません。この区域は個人の山ですが、幸い、所有者の把握はできており、地域からの要望もふまえて、森林環境譲与税の活用事例ともなります

手前は、昨年3月に伐採した箇所です。先行したのは、竹が繁茂していためです。上の写真でわかるように、コナラの大径木もあるので、活用できないか、相談をしているのですが、いろいろな事情もあり、なかなかいい知恵がまだ出てきていません。幼竹もそろそろ伸び始めたか?

里山の森林整備(小規模皆伐の実施)

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